“美術の時間”のような研修

ものづくりから学ぶ

空間づくりでは様々な素材や手法を用いて、デザインの提案や設計・施工を行います。それらの理解や製造工程などの知識・体験があると、クライアントや取引先、工場などとより深いコミュニケーションがとれるため円滑な業務推進が期待できます。今回はこれまでにアルスが実施した社員研修の幾つかをご紹介します。

工場見学
立体造形(FRP)研修
写真撮影研修

溶接研修~クリスマスツリーづくり~

コンクリートブロックの加工
アーク溶接の様子
完成した作品

新入社員を対象に鉄の棒とコンクリートブロックを用いたクリスマスツリーづくりを実施しました。各々がデザインを考え、限られた時間と技術の中でイメージを具現化していきます。

ベースのコンクリートブロックを成型し、ツリーを固定する穴を空けたり、鉄棒の切断・折り曲げ、アーク溶接まで行います。扱いの難しい素材の特性を知ることで、作り手側の立場を体感できると思います。完成した作品はトップに星の付いたオーソドックスなものから、ポリゴンのように緻密につくられたもの、ベースに何本も鉄棒が刺さったものなどがありました。

陶芸研修~造形から彩色まで~

社内アートディレクターによる説明
制作の様子
制作の様子

陶芸研修でアルスの空間づくりの強味の一つ、造形と彩色技術を体験します。

彩色の様子
完成作品
完成作品

陶土での造形後はペイントスタッフのアドバイスのもと彩色します。完成した作品はどれも個性があります。

ペイント研修

ペイント(塗装)といっても、、ただ壁にローラーでペンキを塗るだけではありません。例えば、プラスチック素材を鉄や石、木、エイジングなどにより本物よりも本物らしく見せたり、時にはフレスコ画風の絵やストリートのグラフィティ風の絵を描くこともあります。

ペイントスタッフによる講習
ペイント研修の様子
ペイント研修の様子

アルスの特徴でもある、高いペイント技術を専門スタッフから学ぶことで、クライアントへの提案の幅も増えることと思います。

おわりに

社員研修では、営業・制作・デザイン・総務などの部門の垣根をこえて、一緒にモノづくりを行うことで、社員同士の結びつきも強くなった気がします。もちろん、空間づくりの実業務につながる工法や安全対策などの研修も行っています。

2020年のコロナ以降、社員が集まり体験する研修を実施できていませんが、再開に向けて企画を立てています。その様子はまた後日に投稿予定です。

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