アルスのウェブメディア2023
HP&SNSの運用について
アルスは複数のWebメディアを運用しています。主なメディアと内容は、以下のとおりです。これらの効果的な運用には課題も多くありますが、2023年9月時点での状況をご紹介します。
・アルスのコーポレートサイト(このサイトです):アルスの基本情報、実績、採用情報など
・アルス公式X:企業情報の発信
・A・cornsのサイト:インテリアなどの紹介・販売
・A・cornsのSNS(Instagram・Facebook・X):アトリエ紹介など
※YouTubeは準備中
サイトリニューアル後のセッション数
2022年の11月にこのアルスのコーポレートサイトはリニューアルしました。リニューアル以降、セッション数はゆるやかに上昇しています。問合せフォームからの見積もり依頼や採用問い合わせなども旧サイトに比べると増えています。ただ、コロナ禍を経て社会が動き出したタイミングであることや旧サイトが非SSLだったことも関係している可能性もあります。
一般的に、コーポレートサイトは、以下の3つの役割を担っています。
- 潜在顧客や新規顧客へ魅力を発信する
- 人材確保のための採用活動を支援する
- 事業内容や理念をわかりやすく伝える
特に、新規の仕事の依頼や採用情報については、企業の信頼性や魅力が問われます。とはいえ、サイトを訪れてもらわなければ評価もされないため、サイトへの誘導は重要な要素だと考えています。
アクセス解析はGoogleアナリティクスを利用しています。
下のグラフはHPリニューアルから半年間のセッション数の推移(左)とランディングページとページ遷移(右)。
セッション数が増えた一方で、サイトの更新が滞るとセッション数も緩やかに下降していくという、とても分かりやすい動きを見せます。下図のとおり常に栄養を与えていないと枯れてしまう植物や燃費の悪い自動車のようです。
下のグラフは2023年1月~8月のグラフを簡素化したものです。
アルスのコーポレートサイトは、年間にいくつかあるセッション繁忙期以外、外部からの流入要因やSEO対策を強化する「カンフル剤」が必要です。その手段の一つとして、ブログページにあたる「STORY」の更新が有効だと考えています。
「STORY」では、新規顧客の獲得につながる記事だけでなく、アルスのことを広く知ってもらうために、幅広い内容の記事を作成しています。例えば、海外製のレーザーカッターの使い方に関する記事「FLUX “BEAM STUDIO”を使う」のように、同じ悩みを抱えている人の関心を引き、記事への直接的なアクセスにつながります。
←Googleオーガニック検索クエリ。左記の検索キーワードでブラウザに表示された回数とサイトへ訪れた件数がわかります。
SNSの運用について
アルスは、Instagram、Facebook、Xの3つを運用しています。
メインは、アルスのオリジナルブランドA・cornsのアカウントで運用しているInstagramです。立体造形やペイントなどの視覚的なコンテンツが豊富にあることから、最も親和性が高いためと、将来的な広告出稿を見越しているためです。
下の図はアルスのウェブメディアの構成です。2022年5月頃から順次整理してきています。
Instagramのフォロワー数は、約1年で90件程の増加です。数週間で数万人のフォロワーを獲得し収益化しているアカウントもある中で、よりリーチ数を増やしたいところです。
Instagramのアルゴリズムは、規則性のある画像や内容を投稿することが効果的とされています。また、発見タブに掲載されるには、「いいね」よりも「保存」されることが重要のようです。
ただ、これらの特性を理解していても、限られたコンテンツの中での運用は難しいこともあります。現在できることとして、魅力的な画像の投稿や、宣伝臭の出ない内容を心がけています。
現時点では、Facebookへの投稿をあまり重要視していません。広告を出さないとリーチされにくいためです。ただ、FacebookはInstagramと同じMeta社が提供しているサービスです。この2つのアカウントを連携させることで、Instagramの予約投稿が可能になります。効果的な日時にスケジューリングすることで、運用の手間を軽減できます。
X(旧Twitter)
アルスは、Xのアカウントを2つ運用しています。
1つ目は、アルスの事業や製品・サービスに関する情報、求人情報、お知らせなどを発信しています。
2つ目は、アルスのオリジナルブランドA・cornsに関する情報を中心に発信しています。A・cornsのアカウントは、情報の拡散性を期待して運用しています。また、バズることを期待していますが、現時点ではそう上手くはいきません。
Xの投稿では、Bufferというツールを利用して予約投稿を行っています。Bufferは、Instagram、Facebook、TikTokなどの管理・分析ができるほか、使い勝手も良く大変便利なツールです。現在は無料版を利用していますが、SNSの情報発信の重要度が増した場合は、Bufferへの一本化も検討したいと考えています
ところで、TwitterからXにかわり結構な日数が経ちました。Xのアイコンデータが見つからずにもやもやした気分でしたが、最終的には下記リンクからダウンロードしました。
【Xのロゴデータ】
https://about.twitter.com/en/who-we-are/brand-toolkit
終わりに
簡単ではありますが、アルスのウェブメディアと運用方法などについてご紹介しました。